『社会性』は個人が生きていくための名札
夜、庭では虫の声。
まだこんなに暑いのに、
ちゃんと虫は暦通りですね。
『社会性』。
これを、ファンダメンタル占いで
私がよく観る資質です。
例えば ダンスのお稽古教室。
先生は、情熱もあって、
音楽の好みも合い、
ダンスも素敵だ。
だけど、時間を守らない。
生徒に対して忖度(そんたく)する。
平等に出来ない。
常識が無い。
先ず、自分が満たされたくて仕事をする。
こんなお教室は必ず、当たり前だが衰退します。
子どもにピアノ教室を20年やりましたが、
自分が満足でないと、
とても人さまの子に教えたりするのは
無理だと思いました。
自分が満たされてなくて、
我が子に辛く当たる親もいますが、
自分が先ず、愛で満たされてないと
先生は難しいです。
簡単に愛で満たされると言っても、
と言われるかも知れませんが、
どんな環境に育っても、
感謝の心があれば、足りて行きます。
『社会性』は、
個人が社会の中で生きていくための
共存するための名札のようなもの。
その資質が無いと、
広く社会に認められない。
ひとつ会社を持てば、
ひとつ教室を持てば、
ひとつ屋号を持てば、
そこに一つの人格が生まれます。
これは一家の主婦でも同じこと。
個人の他に別の人格が出来ます。
これがよくわかっている人は、
会社が大きくなるし、
やれることも増えます。
自分が好きなことだけじゃ無い
ことも増えるし、
個人の気持ちを入れられない時もある、
自分が気持ちいいところでは終わらない。
いきなり言葉が飛びますが、
自分に、寂しいところが無くなったら、
社会の仕事をやればいいな、と思います。
寂しくなくなったら、
初めて社会の為の、
自分以外の人のために働けると思うのです。
愛情乞食のうちは、難しいよね、と思います。
だってまだ欲しい、まだ欲しい
と思ってたら、社会のための仕事なんて
出来ないもの。
自分が満足で、fullじゃないと。
足りないものを埋めようとして、
愛が欲しくて、認められたくて
起業すると、当然トラブルが続出。
自分じゃない誰かになりたくて
始めるのは言うまでもなく。
どのひともみんな同じだけ
持ってると思うし、
足りてると思うので、
まずは足元の感謝から。
そして、それに基づく行動。
社会性の低い人は、不平不満が多い。
他を責める。
隣人の悪口をずっと言っています。
それは全部 貴方よ、
と言うと皆さんキョトン。
周りはみんな自分自身。
これ当たり前です。
他人に囲まれているようで、
それは、常に自分に囲まれているのです。
子どもが登校拒否だったら、
自分の中に社会に拒否したい自分がいます。
暴力を振るわれれば、
振るいたい自分がいるでしょう。
褒められたい自分がいれば、
すぐ目の前の人を思いっきり、
ためらいなく褒めてみましょう。
夫でも。
子どもでも。
友人でも。
他と関わらずには、
人は生きていけませんから、
関わる人が幸せそうであれば、
又自分も然り、ですね。
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